初めてのオンサイト診断! 行ってみて分かったリモート診断との違い 若手診断員の奮闘記②
若手診断員の奮闘記シリーズは、こちらからご覧いただけます。
- たかが指摘、されど指摘……この脆弱性はどの指摘?
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初めてオンサイト診断に行ってきました!
突然ですが、ABURIDA®の診断員はほぼフルリモートで働いています! もちろん私、あーちゃんもフルリモートで、このブログも自宅からお届けしております。(笑)
さすがIT企業、今っぽいな~と、配属されて間もなく感じたのを覚えています。出社する頻度も月に1回くらい。ここ1年で何キロ体重が増えたことか……。
そんな働き方のABURIDA®診断員チーム。この前までお客さま先に診断員が赴いて診断を行う、「オンサイト診断」にチーム数名で行っていました! そこに私、あーちゃんも参加する機会をいただいたので、これは記事にしなきゃ!と思い、今回はその内容を記事にしました。
オンサイト診断とは? 〜やってみて分かったこと〜
内部ネットワークでしか使用が想定されていないシステムや、インターネット上に公開されていない開発段階のシステムは、依頼されたお客さまの環境にしか存在しません。そういったシステムの診断を行う場合、診断員がお客さま先に赴いて行うことになります。これがオンサイト診断です!
リモート勤務なので、「出社」が新鮮!
まず私の感想ですが、出社するということがほとんどない私にとって、オンサイトでの診断期間は新鮮過ぎてちょっと楽しかったです。(笑)
街を行く、働く皆さんとリュックを背負って一緒に歩く私。気分はOL! 太陽を浴びるだけで元気になりますよね!(真夏だったので、汗だらだらでしたが……) あと、私はコーヒーが大好きなのですが、近くにすてきなコーヒーショップを見つけまして……! 何度か通って店員さんと顔見知りになりました。(笑)
ですが、オフィスは汗が引くと寒くて、しっかり風邪を引きました。(汗) 慣れない環境ってやっぱり大変だなと。
初現場はネット環境なし! Google先生ではなく上司を頼る
それから、私が行った現場はインターネットがつながらないところでしたので、大変でした……。私は診断員になって間もないため、診断作業はGoogle先生やあれやこれやを使って調べものをしながら進めるのですが、ネットがつながらない環境となるともうお手上げ……。幸いなことに、近くに毎日上司の方がいてくださったので、分からないことは手を挙げて質問! すぐに解決!というスタイルで乗り切りました。
出社しているとすぐ聞けるのはいいことですが、上司も作業をしているので、すこーし気を使います。フルリモートの環境だと、チャットで質問が来ても「この作業の後でいいや~」と優先順位がつけやすいので(と勝手に思っているので)、じゃんじゃん質問を投げられるんですけどね……。そうした違いもありましたね。
作業環境にこだわることの重要性
あと、今回のオンサイト診断はいつものPCではなく、お客さま先で用意していただいた機器を使用するので、なかなか慣れないところがたくさんありました…。どうにか自宅の環境に近づけるために、いつも使っているキーボードやマウス、PCスタンドなどを持ち込んで作業しましたが、最後の方はもう環境に慣れてしまって、体を適応させる方向で落ち着きました。(笑)
特にマウスは繰り返し同じ作業をしなくてはならない診断員にとっては、こだわりたい点なのです。五つボタンのマウスじゃないと嫌!とか、マウスの買い替えをABURIDA®の診断員メンバーに相談すると、あちこちからおすすめ商品が飛んでくるくらい、皆さん特にこだわっている部分だなと感じます。
私の場合、いつものマウスじゃないと、腕から肩にかけての筋肉が痛くなっちゃうんです! 気になって診断作業に集中できなくなってしまった過去がありまして……。少しでもストレスのないように、診断作業を行う環境へのこだわりは譲れないようになってしまいました。私もじわじわと診断員っぽく、エンジニアっぽくなってきたなあと、オンサイト診断を通して感じました。(笑)
ABURIDA®全国どこへでも赴きます!
そんなチームABURIDA®、都内近郊だけでなく、お声がかかれば全国どこへでも赴きます!
過去の実績でいいますと、北は北海道、南は神戸までオンサイト診断をしに行ったことがあるそうです! すごい!
経験豊富な鉄人級の先輩方にお話を聞いてみたところ、地方出張の楽しみは何といってもご当地の食べ物や飲み物に触れる機会があることだそうで! 遠くの場所にオンサイト診断へ行ったときは、観光も一緒にできちゃうのが魅力!とおっしゃっていました。退勤後に自転車を借りてサイクリングしたり、ご当地ラーメンを食べたり、クラフトビールが飲めたり……。普段はフルリモートでなかなかアクティブに動くことができない環境なので、出張ついでに楽しむのもいいですよね~。楽しそう~!!
私はまだ地方でのオンサイト診断の経験はないので、いつか行ってみたいな~と、お話を聞いていて思いました。沖縄とか……、国境超えてハワイとかで診断のお仕事ないかな~。(本当にあったらお待ちしております!!)
地方出張への憧れをつらつら書きましたが、もちろん、実際にオンサイト診断へ伺ったら、しっかり診断させていただきますので、ご安心いただければと思います。期間は規模感によってさまざまですが、大きなものだと700リクエストで3カ月間、小さい診断ですと3日間ほどで終わるものもあります。
まとめ
初めてのオンサイト診断、実はちょっと不安だったんです。でも、大変なこともありましたが、診断員としていい経験ができたと思います! 自分が試されている感じがすると同時に、もっと脆弱性に対して理解を深めていかねばと思ったあーちゃんなのでした。
もしこの記事を読んでオンサイト診断にご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、下記よりお問い合わせいただけますと、ブログより具体的なお話を診断員が直接やり取りさせていただきます! お気軽にご相談ください! お待ちしております~!!
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ライター/あーちゃん
新卒で株式会社信興テクノミストに入社し、脆弱性診断の世界に飛び込んでみた普通の20代。診断員歴は、半年とちょっと(2024年8月現在)。好きな脆弱性は「権限周り」(診断員はよく自己紹介に好きな脆弱性を言いがちですが、脆弱性って良いものではないので、「好きな」という表現は違うよね??と毎回思います。でも書いておきます)。
趣味は、おいしいご飯を食べること、アイドルを眺めること、観劇。日々の趣味を楽しむために働いております! 生きがいです!! 先輩方の背中を追いかけながら、日々脆弱性と向き合っております! まだまだ駆け出しですが、世の中の方々が安心してWebアプリケーションを利用できるよう、日々成長中です!